プロトタイピングで3Dモデルが必要になるプロジェクトが増えて、FreeCADを触り始めた。正直「オープンソースの3D CADでちゃんと動くのか」と懐疑的だったけど、数時間いじってみたら考え方が変わった。
セットアップは簡単で、FreeCAD公式サイトから最新版をダウンロードして、インストーラー走らせたらすぐ起動できた。初回起動時にワークベンチ(機械設計、建築、板金など)を選ぶだけで、用途に合わせた環境が整う。PartDesignワークベンチを選んで、スケッチから押し出し、フィレット、ポケットといった基本操作をやってみたら、操作体系がFusion360に近くて違和感がない。
一番よかったのは、ファイルフォーマットがテキストベースのXMLだということ。つまりgitで設計ファイルのバージョン管理ができる。有料CADだとバイナリで管理が煩雑になるけど、FreeCADなら複数人での協働や履歴追跡が楽。さらにPythonでマクロが書けるから、繰り返し設計を自動化できる。部品パラメータを変数化して、スクリプトで一括変更みたいなことも可能だ。
複雑な曲面操作やサーフェスモデリングの精度は有料CADに一歩劣る感じがある。あと英語ドキュメントがメインで、日本語情報が限られてるのは最初つらかった。ただコミュニティが活発だから、詰まるとフォーラムで大抵解決する。
個人開発やスタートアップで「CADツールにお金かけたくない」って状況に最適。有料版のように機能制限もないし、データが自分のものになるのが本当にいい。3D設計が必要な仕事増えたら、FreeCADは手放せないツールになりそう。